屋外放置した藁を食べさせ、内部被曝した牛肉がばらまかれた

福島県南相馬市の農家が出荷した肉用牛11頭から暫定基準値を超える放射性セシウムが検出されました。原因は、屋外保管していた飼料を家畜に与えたために、内部被爆をしたのです。
出荷された牛肉のうちの3分の1にあたる、およそ438kgが、8つの都道府県の25の飲食店やスーパーなどで、すでに販売され消費者の手に渡ってしまっているのです。

問題の牛を飼育していた福島県南相馬市の農家は、国の指導に反する飼育を行っていながら、県などの調査では見つけることができなかったといいます。

福島県は7月11日、今までの畜産農家からの自己申告による規制を改め、計画的避難区域と緊急時避難準備区域から出荷する牛肉を全頭検査し、他地域の牛も農家1軒につき1頭を出荷前に検査することに決めました。

新聞、テレビ、ネットで持ちきりのこの問題。
勿論、国の指導通りに行わなかった農家は悪いけど、こんなこと起きるって皆予想していたはずです。

政府は、こう公言してきました。
暫定規制値を超えた食品が流通しないように対応し風評被害を防ぐので、『市場に出回っているものは検査されているから安全』

多くのメディアは、風評被害から被災地を救おうと、いくつかのキャンペーンを打ち出しました。

生活をするためにやむなしといい訳をしながら、汚染された食品を流通させる方は、今後も続くと思われます。県や政府の検査をすり抜ける方法で、もっと、巧妙な手口になると思います。
真面目に生産を行っている農家の方には申し訳ありませんが、避けられそうにないと考えるのは私だけではないはずです。

放射能汚染された農地を他人事としているから、個人の経済的理由と見離しているから、自分たちの身に降りかかったのではないでしょうか?

レベル7級の原発事故が起きているのに、現場から半径80km以内の住民を避難させることもせず、農家に充分な補償金や補償政策を打ち出すこともしないでいるから、こんな問題になるのではないでしょうか?

福島の畜産農家の方に、代替え地を与えるなどの施策は、夢物語なのでしょうか?

今後も、スリーマイルやチェルノの前例がありながら、適切な対応策がでてこなまま次々と事故が起きるのを、政府と東電は黙って見ているだけなのでしょうか?

今早急に行わなければならないのは、人間の生命を守ることです。
風評被害を避けるために、放射能の基準値を引き下げることでも、一農家を叩くことでもありません。

セシウムの牛肉を食べた子供たちも、当然います。

このままでは、
日本国内では、福島とその周辺の地域から出荷される農産物が、
外国では日本の農産物が、全て放射能汚染された危険なものとして、
みなされています。

この問題は、最低10年は続くと予想される以上、このままの状態が続けば、全ての食品への疑惑が広まり、日本の経済は崩壊してしまうかもしれません。






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