浄水器での放射性物質除去は本当?

放射能による水の汚染が心配されるなか、ウォーターサーバーが大流行となっています。ただ、水は生活のあらゆる場所で使用されるものです。料理の時の食器や鍋を洗う、お風呂、洗濯など、気になることばかりです。

料理に使う水に関しては、家庭用浄水器でろ過することができればと、多くの人が考えました。福島原発が事故を起こした当初、科学的根拠の無い情報があっちこっちでささやかれていたのです。

家庭用浄水器でろ過した場合、浄水器の中で溜まった放射能の処理はどうするのかという心配もあります。これは、家庭用浄水器で放射能を除去することに、反対の意見の方です。
浄水器メーカーには問い合わせが殺到し、メーカー側の回答は「お答えできません。」でした。

しかし、6月25日の朝日新聞の報道によると、ポット型浄水器で一定の放射能除去ができるとメーカーの調査でわかりました。
メーカーの回答によると、1回のろ過でヨウ素70~98%、セシウムは84~93%除去できたといいます。

どうして放射能を浄水器でろ過することが、可能なのでしょうか?
どうやら、活性炭やイオン交換樹脂は、放射性物質を吸着する性質をもっています。活性炭の無数の微小な穴が、放射性ヨウ素を吸着するのです。イオン交換樹脂では、電離の力によって放射性物質を吸着します。

原発事故後に放射能の除去作用があると報じられていた、RO逆浸透膜浄水器はさらに除去能力が高いともちきりです。当初(3月24日)、RO逆浸透膜浄水器以外は、放射性物質の除去は難しいと言われていました。

RO逆浸透膜浄水器をちょっと調べてみましたら、福島県飯館村役場で放射能除去効果を確認しています。放射線医学総合研究所でも千葉市内の水道水で実験を行った結果、効果が認められたと発表していました。

ただ、千葉県の発表文章の下の方に、使用開始後急激に除去効果が低下し、表示上の使用限度の50%超ではほとんど効果が期待できないと書かれています。
つくっているメーカー毎に、その品質もまちまちだということも、聞き捨てなりません。

家庭で安全な水の確保、多くの情報が飛びかうなか、やはり慎重に選んでいかなければ、10年後、こんなはずではなかったということになります。





トラックバックURL

http://hunbare.com/archives/416/trackback/

コメントはまだありません»

No comments yet.

Leave a comment

*