明治の粉ミルクステップのセシウムの第一発見者はNPO

明治乳業の粉ミルク「明治ステップ」から1キログラム当たり最大で、30.8ベクレルの放射性セシウムが検出されました。明治乳業は、対象の40万缶を無償交換するという、ニュースが報じられました。

原因は、牛乳を乾燥させる工程で、3月11日以降の東京電力福島第一原子量発電事故で放出された放射能が混入されたためです。

粉ミルクの検査を、厚生労働省が7月から8月にかけて市販品25種類を実施した時は、セシウムの検出はされませんでした。

ところが、9月下旬に食品の放射線を測定できる測定器を購入したばかりのNPO団体、TEAM二本松によって発見されたのです。子供の食の安全に関心がある、二本松市の30代から40代を中心とした、お父さんやお母さんの有志によって結成されたグループだということです。

TEAM二本松が、11月の初め明治乳業に連絡をすると、「原料は北海道産なので大丈夫」との返事がきたのち、放置されてままだったといいます。再度連絡すると、「検査もしているから大丈夫」などと言われただけそうです。

TEAM二本松のメンバーや、県外の活動支援者、共同通信の記者などの働きかけもあり、「明治ステップで放射性セシウムを検出」が公表されたのです。

特に粉ミルクは乳児の“主食”であり、今回、無償交換となる850グラム缶は1週間から約10日で消費されます。放射性物質への影響度は、大人より乳幼児の方が大きいものなのに、何故、明治側には誠意のある態度がなかったのか?
腹が立ちますね。

今回検出されたセシウムの値は、1Kg当たり30ベクレル。
国の暫定基準値は、200ベクレルと下回ったというものの、「赤ちゃんは粉ミルクしか飲まない。しかも体重は3~5キログラムと小さく、放射性セシウムが含まれる母乳や粉ミルクの影響は大きい。」と懸念する声もあります。

チェルノブイリの小児科医、ウクライナ放射線医学研究センターのエフゲーニャ・ステパノワ教授は、25年間の子どもの健康を見守った方です。
ウクライナの汚染地域の子どもの食品については、1キロあたり40ベクレルが上限基準です。日本の暫定規制値よりも低い数値になっています。
エフゲーニャ・ステパノワ教授は、日本の粉ミルクに放射性セシウムが混入した問題については「30ベクレルなら、私たちの法律では範囲内」と話しています。
ただ、放射能による人体の影響はまだまだ、未知の分野は多く、チェルノブイリ事故以後、子供の健康状態は悪化しているのです。

今回の粉ミルクを、子供に飲ませてしまったお母さんは、ステップを購入した期間、飲んだ期間などの記録を取っておいてくださいね。今後の子供の健康状態を見守っていかなくてはなりません。

粉ミルクだけでなく、放射能の危険にさらされているお子さんは、年1回は甲状腺被ばく検査を受けることも大切です。






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