加工食品の放射能汚染の危険性

2012年4月から厚生省が決めた、食品の放射能汚染の新基準値が適用されます。
野菜類、穀類、肉、卵、魚などの食品を現在の規制値、1キロ当たり500ベクレルから100ベクレルに引き下げるというものです。しかし、福島原爆事故当時から、多くの人が心配してきた加工食品に関しての、取り決めはされなったようです。

現在、宝島社から出版されている「食品の放射能汚染 完全対策マニュアル2」に、加工食品103検体の測定結果を一挙に公開するほか、今後の汚染トレンド予測など安心できる「加工食品」を選ぶための基礎データが多くのせられています。

現実、国や自治体の農産物や海産物の放射能測定値のデータは公開されているものの、「加工食品」に関しては見ることがありません。
加工食品業者の中には、放射能汚染された食材を「ブレンド」し、国の規制値を超えないようにしている悪質な業者もいるといいます。

米は玄米で保存されて流通し、販売直前に精米されるので、精米後に残る糠(ぬか)は、さまざまな産地のものがブレンドされた状態になります。現状では、セシウム入りの米糠が流通しているのです。

いくら産地がはっきりしている野菜を購入しても、セシウム入りのぬか床で漬物をつけてしまうと、何の意味もありません。

恐ろしい事に、書中に登場する米糠業者は、国から、基準値を超えないように複数の産地の米糠を配合し、薄めて使ってしまえとの指導を受けているらしいのです。

同書では、セシウム汚染された福島産の米糠で「糠床」をつくり、野菜を漬ける実験をしたところ、なんと米糠にあったセシウムの9割以上が野菜に移行(1キログラム当たり27.6ベクレルの糠床を使ったところ、野菜の糠漬けに同25・8ベクレルが移行)することを突き止めました。

加工食品まで考えていくと、流通ルートが見えない弁当、外食産業、中食などにも同様の事が、少なからず起きているはずです。

加工食品の安全性対策の方法としてあげられるのは、以下のとおりです。
  ・ 産地表示されていないものは買わない。
  ・ 過去に偽装やトラブルのあった経歴のある会社のものは買わない。
  ・ 加工工場が原発周辺のものは控える。
    (エスビー食品のカレールーは、原発から150KMのところに宮城工場あり)
  ・ 乳性飲料、パン、菓子への添加物として乳清が使われているものは避ける。

ただ、加工食品の原料原産地表示は一部を除いて義務ではありませんし、たとえ義務となっていても、国産か輸入品の場合は原産国を示すだけでも良いそうです。
対策を実施してみたところ、全て遮断することは難しくなります。

こういった意味で、宝島が独自に計測した上記資料は、目を通しておく価値がありますね。




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